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クリスマスディナー

12 04, 2009
昨晩は夫の所属するカレッジのクリスマスディナーに参加してきました。

ドレスコードはブラックタイ
オックスフォード大学での正装といえばガウンですが、そこまで羽織らなくてもOKなのが
ブラックタイ。

男性はディナージャケットに白いシャツ、黒の蝶ネクタイが主流。
女性はパンツスーツからドレスまで様々。

18時ごろにカレッジに行くと、中庭に飾られた巨大なクリスマスツリーのふもとで聖歌隊が
その歌声を披露していました。曲の合間にはプリンシパル始め、入れ替わり立ち代り聖書の
朗読。ミッション系の大学で聖書を学んだはずの私ですが「・・・。」

その後、オールドダイニングホールに移動。
壁にかかっているのは歴代のプリンシパルたちの肖像画。
ここではグリューワイン(赤ワインと香辛料を煮詰めたもの)が振舞われ、冷え切った身体に
血が駆け巡るのがわかります。

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この後、ダイニングホールに移動。
残念ながら夫の所属するSt.Edmund Hall(通称Teddy Hall)のダイニングホールは、いわゆる
ハリーポッターの世界からは程遠く、近代的で、お世辞にもいい雰囲気とは言えません。

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それでも昨日は大きなクリスマスツリーが飾られていて、クリスマスムード満点
座席表に従って席に着くと、テーブルにはクリスマスクラッカーが置かれていました。

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両端から手を入れて引っ張ると、真ん中の部分がどちらかにくっついたまま蓋が開きます。
中には、紙で出来た王冠と、格言のようなクイズが書かれた紙、プラスチックの小さな
おもちゃのおまけが入っています
知らない人と隣り合わせになった時など、話をするきっかけを作るには最適ですね。
私は右に夫、左にお隣さんで仲良しのボニーが座っていたのでみんなでわいわい騒いでいました。

そして、プリンシパルがラテン語で何事か唱えたのを皮切りに、いよいよディナーの始まりです

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メニューは、
チキンのレバーのパテ
スモークした魚(サーモンと、何者かわからなかった白身魚)
チキンのベーコン巻きグリル グレービー、ローストしたパースニップスとにんじん、グラタン風ポテト添え
クリスマスプディング カスタードがけ


これにもれなく白ワイン、赤ワインがつき、何度も継ぎ足してくれます

この後、更にミンスパイとコーヒー、チョコレートの盛り合わせにポートワインと続きました。
ミンスパイは、カナダで初めて食べるまで中身は名前の通りミンチ肉のパイのことだと思っていたのですが、
これはとんだ勘違い。中身はクリスマスプディングとよく似た、刻んだドライフルーツがブランデーなどに
漬けてあるもの。昔は逆に、肉を長持ちさせるためにスパイスやドライフルーツを混ぜ込んだそうですが、
今ではフルーツのみの列記としたデザートです。

さて、ポートワインまでしっかり飲み終えたところで、カレッジの運営者(学生)から、今期カレッジに
貢献した人たちへちょっとした贈り物があり、Teddy Hallの通称にちなんだカレッジのテーマソング
(Teddy Bear Picnic♪)を全員椅子の上に立って(!)歌い、またまたプリンシパルのラテン語の
挨拶で会は一応お開きに。

学生はその後、別の部屋に移動して、更に供されるカクテルを片手に、踊ったり議論に高じたり。

そしてすっかり夜も更けた11:30頃、隣近所の友人たちと連れ立ってカレッジを後にしました。

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街もすっかりクリスマス一色のオックスフォード。
寒い夜道を歩きながら、きっと100年前とあまり変わらないであろう街並みを少し眩しく感じました。



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Formal Hall, High Table

11 12, 2009
昨夜はお隣に住むオーストラリア人カップル、Adrian&Bonnieと一緒に、
初めてカレッジのFormal HallでのHigh Tableに参加してきました。

毎週水曜日に予約制で行われているフォーマルなディナーのこと。
High Tableは、少し特権的なもので、最前列のテーブルに教授陣と一緒に着席し、
Hallでのディナーの前後にSCR(Senior Common Room)で教授たちと談笑しながら
の食前酒とデザートがそれぞれつきます。

参加は決して義務ではありませんが、学生証にあらかじめランチ用、ディナー用の
ポイントが加算されていて、学期ごとに使い切らなくてはいけない仕組みになって
います。伝統的に、Social skill(社交性)を育む場として他の学生や教授たちとの
交流が重んじられてきた大学の理念が今も続いているんですね。

さて、事前に受け取っておいたチケットを持って入口へ行くと、まずはSCRへ続く
別の入口へと案内されました。絨毯張りの階段を登ると、ダウンライトが雰囲気の
いいSCRで既に教授陣と数名の学生たちが食前酒を片手に談笑していました。

夫やAdrianはまだ面識のない教授に自ら挨拶に行き、私たちを紹介し、話し込んで
いるところへスタッフが「Sir、そろそろお時間です」とちょうど私たちと話していた
principalを呼びに来ました。

彼に促されて皆一列で階段を降り、Hallに入ると…。

約200名ほどの、その日ディナーに集まってきた学生たちが全員起立して待っていました

最前列に用意されたテーブルがHigh Table。
私たちが席に着き、principalがラテン語で短く唱えてから着席すると、ようやく全員着席。

さて、気になるメニューは…

Fresh Watercress Soup with crouton  (フレッシュクレソンのスープ)

Grilled Scots Salmon (スコットランド産サーモンのグリル)


Casserole of Venison with Mushrooms (鹿肉と茸のキャセロール、新じゃがのミント合わせと
New Potatoes with Mint            人参、ブロッコリー添え)
Fresh Carrots and Broccoli


Lemon Pannacotta (レモンのパンナコッタ)

これにパン、魚料理には白ワイン、肉料理には赤ワインが有無を言わさずつきます。
さすがにトップアップ(2、3杯目)は要るか要らないか聞いてくれました。
答えはもちろん、常に「Yes, please.」

イギリスは食べ物があまり美味しくないことで知られています。
家庭料理は間違いなく美味しいですが、近年進歩しているとはいえ、外食は日本の
コストパフォーマンスを含めたレベルの高さには到底及びません。

オックスフォード大学も、カレッジによってもちろん美味しい美味しくないの評判はあり、
Teddy Hall(St.Edmund Hallの愛称)は… 可もなく不可もなく、といったところでしょうか。
ランチなんて外食だと1人分にもならないぐらいお安くふたりがお腹いっぱい食べられる
ので、文句は言えません。

でも!今回は文句なく美味しかった!
久しぶりにたらふくワインを飲んでいい気持ちだったのもあるかもしれませんが…。

さて、デザートまで食べ終わって暫くすると、principalが起立するのに合わせて全員起立。
彼がまたラテン語で唱えて、High Tableの面々は厳かに退場します。

そしてまた別棟のSCRに戻ると、今度はテーブルセッティングがされたダイニングルームへ。
ワイン各種、ポートワイン、ブランデー、各種リキュールとデザート(チョコレート各種、ナッツ、
果物、ドライフルーツ)が用意されていました。

ここではprincipalが席順を決め、私は彼の隣に…。
来日暦も多い彼と、彼の奥様と日本のことを含めいろいろお話しました。
夫は少し離れた席で楽しそうになにやら議論中。
念願だった大学院生活、大いに満喫しているようでなによりです。

デザートタイムが終わり、ここでも結構ワインを煽った私。
すっかり気持ちよくなっていますが、再度隣室へ移動。
最後にティータイムです
コーヒー、エスプレッソ、カプチーノ、それにもちろん紅茶。

この時点でお腹はタプタプ。

19:30に始まって、この後23:00前にようやく会はお開きになりました。

High Tableではなくて通常のFormal Hallに参加していた友人たちとMCRで落ち合い、
近くのパブで1杯だけパイントを煽ってから家路に着きました。

なんだか、特別な夜になりました。
オックスブリッジと総称されるオックスフォードやケンブリッジの特異性を、少し垣間見た
ような気がします。

Matriculation

10 20, 2009
17日の土曜日、夫が大学のMatriculationに参列しました。

オックスフォード大学は歴史が約800年(11世紀に創立)とかなり古いだけあって、
その構造たるやとても複雑です。

日本の大学のように、○○大学の△△学部××学科を受験、合格!卒業…
というのではなく、すべての学生が学部およびいずれかのカレッジに所属しなければなりません。

はじまりは、大学の母体自体が教会と親密に結びついていたからなのだそう。
つまり、学生が所属する教会が、大学に学生を送り込む際の身元保証人となり、
同じカレッジに属する者みんなで寝食を共にしていたそうです。

その名残で、いまでもオックスフォードで学ぶ学生のほとんどが、
自分の所属するカレッジ所有の建物に暮らし、定期的に食事を共にしています。

言い換えれば、どのカレッジに属しているかによって、
住環境を含む学生生活が大きく変わってくるということにもなります。

では、どうやって自分の所属するカレッジを選ぶのか?

学士の学生(Undergraduate)は学部の受験とは別にカレッジとの面接なんかもあるようですが、
夫の場合は院生(Graduate)なので、どの教授に就いて研究したいか=その教授が所属するカレッジ、
で決めて出願したようです。

流れとしては、学部に合格→学部がカレッジに打診→カレッジが受け入れ承認
→晴れて大学合格 ということになります。

ややこしいですね

そして、話を元に戻すと、Matriculationというのは、簡単に言うと大学入学式のこと。

朝からスーツの上に、大学での‘正装’であるガウンを羽織って出て行きました。
所属するカレッジごとに講堂に入り、ラテン語で式は厳かに進むそうです。

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(Wikipediaよりひっぱって来た講堂内の様子。本当は写真撮影禁止です)

式のあとはそれぞれカレッジに戻り、夫の所属するSt.Edmund Hall(通称Teddy Hall)では
写真撮影があり、シャンパンがふるまわれました
学生でもないのに私も昼間から1杯いただいて、そのあとは友人たちと近くのパブへランチに

この日は街中にガウン姿のオックスフォード大学生が溢れ、大学の街というのを
改めて痛感しました。

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「街に大学がある、というよりも、大学の中に街がある」

と言っても過言ではないぐらい、目に付く建物も相当な確立で大学所有のものが多いです。
街の中心部なんて、歩くルートによっては普通の家の方が断然少なかったりします。

とても特殊な街。

20歳の頃に観光で来た時にはそんなこと知りもしなかったけれど…。
ましてや将来ここに暮らす日が来るなんて、その時は想いもしませんでした。

この街で暮らせる期間は限られているので、1日1日を大切にしていこうと思います。

…と、ガウンを着て友人と連なって歩く夫の背中を見ながらしみじみ考えた1日でした。

DSC_0136_convert_20091020055926.jpg

おめでとうオット!

プロフィール

M

Author:M
英国はオックスフォードを経て現在はバースにて、博士号取得を目指す夫と暮らしています。

犬が大好き、
食べるの大好き、
泳ぐのが大好きな夫婦の日常。

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